file_00000000665472099dd836a6e3c26bac-1024x1024

エンラヴィット:頑張っているのに、なぜか満たされない。

画像

そんな大人に必要なのは「もっと頑張ること」ではありません

はじめに

朝、目覚ましが鳴る。

眠い目をこすりながら起きて、支度をして家を出る。

満員電車に揺られ、職場へ向かう。

仕事では周りに気を配り、笑顔で挨拶をし、頼まれた仕事をこなしていく。

「ありがとう。」

「助かったよ。」

そんな言葉をもらうこともある。

周りから見れば、何も問題はありません。

仕事もある。

収入もある。

友達もいる。

休日には買い物へ行き、SNSには楽しそうな写真も載せる。

だけど、一人になった瞬間だけ現れる感情があります。

「このままでいいのかな。」

「私、本当にやりたいことって何だろう。」

「なんだか毎日が満たされない。」

こんな気持ちになったことはありませんか。

実は、この悩みを抱えている人は決して少なくありません。

むしろ真面目で責任感が強い人ほど、この感情を抱えやすいと言われています。

頑張っているのに苦しい。

頑張っているのに満たされない。

それは努力が足りないからではありません。

この記事では、なぜそのような気持ちになるのか、そして本当に必要なものは何なのかについてお話しします。


「頑張ること」が当たり前になっていませんか?

私たちは子どもの頃から、「頑張ることは良いこと」と教えられて育ってきました。

テストで良い点を取るために頑張る。

部活動で結果を出すために頑張る。

受験を頑張る。

就職活動を頑張る。

社会人になれば仕事を頑張る。

結婚すれば家庭を頑張る。

子どもができれば子育てを頑張る。

人生は「頑張る」の連続です。

もちろん努力は悪いことではありません。

努力したからこそ得られる経験もあります。

成長もあります。

自信も生まれます。

しかし、ここで一つ考えてみてほしいことがあります。

あなたが頑張っている理由は、本当に「自分のため」でしょうか。

もしかすると、

「怒られたくない。」

「期待を裏切りたくない。」

「迷惑をかけたくない。」

「ちゃんとした人だと思われたい。」

そんな理由で頑張り続けてはいないでしょうか。

他人の期待に応え続けていると、自分の気持ちは少しずつ後回しになります。

そしてある日、心が静かに悲鳴を上げ始めます。


「このままでいいのかな」と思うのは悪いことではない

夜。

家に帰り、一人になった瞬間。

急に心が静かになります。

テレビを消した後。

スマートフォンを閉じた後。

ふと窓の外を眺めた時。

心の中から聞こえてくる声があります。

「このままでいいのかな。」

この言葉を口にすると、

「贅沢だよ。」

「仕事があるだけ幸せじゃない。」

そんなふうに言われることもあります。

だから多くの人は、その気持ちを胸の奥へ押し込めます。

でも、その感情は決して悪いものではありません。

むしろ、自分らしい人生を生きたいという心からのサインなのです。

人は本当に満足している時、「このままでいいのかな」とは考えません。

その言葉が出てくるということは、心のどこかで「もっと自分らしく生きたい」と願っている証拠なのです。


やりたいことが分からないのは当たり前

Enlavitでも、よくこんな相談を受けます。

「やりたいことがありません。」

「好きなことが分かりません。」

「何をしたらいいのか分かりません。」

でも私は、その言葉を聞いても驚きません。

なぜなら、それが普通だからです。

学校では数学や国語は教えてくれます。

歴史や理科も教えてくれます。

しかし、

「自分を知る方法」

を教えてくれる授業はほとんどありません。

だから社会人になっても、

「自分は何が好きなんだろう。」

「何をしている時が一番楽しいんだろう。」

と悩む人が多いのです。

やりたいことが分からないのは、能力がないからではありません。

自分を知る時間がなかっただけなのです。


頑張り屋ほど孤独になりやすい理由

「迷惑をかけたくない。」

「弱音を吐きたくない。」

「相談したら申し訳ない。」

そう考える人ほど、一人で抱え込む傾向があります。

職場では笑顔。

友達の前でも笑顔。

家族にも心配をかけたくない。

だから誰にも本音を話さない。

周りには人がいるのに、心だけが一人ぼっちになる。

これが「孤独」です。

孤独とは、一人でいることではありません。

誰にも本音を話せないことです。

だからこそ、人は「安心して話せる場所」を必要としています。

それは答えを教えてくれる場所ではありません。

否定されずに話を聞いてもらえる場所です。

「その気持ち、分かるよ。」

そう言ってもらえる場所なのです。


私も同じように悩んでいました

実は私自身も、長い間「やりたいこと」が分かりませんでした。

子どもの頃、右耳の聴力を失いました。

「どうして自分だけなんだろう。」

そう思ったこともあります。

大学を卒業してIT業界へ入り、その後アパレル業界、化粧品営業へと転職しました。

どの仕事も全力で取り組みました。

評価もいただきました。

ですが、心のどこかではいつも問いかけていました。

「これが本当にやりたいことなのかな。」

「このまま定年まで働くのかな。」

答えはすぐには見つかりませんでした。

でも、一つだけ分かったことがあります。

やりたいことは、頭で考えて見つかるものではないということです。

人との出会い。

挑戦。

失敗。

小さな経験。

その積み重ねの中で少しずつ見えてくるものなのです。

だから今、「やりたいことが分からない」と悩んでいるあなたも焦る必要はありません。

まだ見つかっていないだけです。

そして、その一歩は誰かと話すことから始まるかもしれません。


「もっと頑張れば変われる」は本当なのでしょうか

「もっと努力しよう。」

「もっと勉強しよう。」

「もっと行動しよう。」

私たちは悩んだ時ほど、「もっと頑張れば何とかなる」と考えがちです。

もちろん、努力が必要な場面もあります。

しかし、「頑張っているのに満たされない人」に本当に必要なのは、努力の量を増やすことではありません。

なぜなら、その人はすでに十分頑張っているからです。

朝早く起きて仕事へ行く。

周りに気を配る。

頼まれたことを断らない。

家に帰ってからも家事をこなす。

休日には資格の勉強をする。

それでも「もっと頑張らないと」と自分を追い込んでしまう。

これでは心が休まる時間がありません。

スマートフォンも同じです。

毎日充電せずに使い続ければ、いつか電池は切れてしまいます。

人の心も同じです。

頑張り続けるだけでは、いつかエネルギーがなくなってしまいます。

だからこそ必要なのは、「もっと頑張ること」ではなく、「安心して休める場所」なのです。


比較するほど、自分を見失う

SNSを開けば、誰かの成功が流れてきます。

「独立しました。」

「夢を叶えました。」

「月収100万円達成。」

「海外旅行に行ってきました。」

それを見て、

「私は何をしているんだろう。」

そう思ってしまう人も少なくありません。

しかし、忘れてはいけないことがあります。

SNSに投稿されるのは、その人の人生のほんの一部分です。

嬉しかった出来事。

成功した瞬間。

笑顔の写真。

誰も、不安で眠れなかった夜や、失敗して落ち込んだ日を毎日のように投稿するわけではありません。

だから、他人の「一番輝いている瞬間」と、自分の日常を比べても意味がないのです。

本当に比べるべき相手は、昨日の自分。

昨日より少し笑えた。

昨日より少し挑戦できた。

昨日より少し誰かと話せた。

その積み重ねこそが、人生を変えていきます。


「好き」は突然見つかるものではない

「好きなことを仕事にしましょう。」

最近では、この言葉を耳にする機会も増えました。

でも、それを聞いて苦しくなる人もいます。

「好きなことがない。」

「夢中になれるものが見つからない。」

そう感じているからです。

しかし実際には、「好き」は最初から見つかっているものではありません。

少し興味がある。

なんとなく気になる。

やってみたら楽しかった。

もう一回やってみよう。

気づけば夢中になっていた。

このように、好きは経験の中で育っていくものです。

私も最初からコーヒーの仕事をしようと思っていたわけではありません。

たくさんの仕事を経験し、多くの人と出会い、小さな挑戦を繰り返す中で、「誰かの気持ちを切り替える時間を届けたい」という想いが生まれました。

島うさぎコーヒーも、Enlavitも、その想いから始まっています。

だから、「好きなことがない」と焦る必要はありません。

まずは「少し気になる」を大切にしてください。

その小さな興味が、未来の仕事や生きがいにつながることがあります。


大人になってからでも、人は変われる

「もう30代だから。」

「今さら新しいことなんて。」

「もう遅い。」

そんな言葉を耳にすることがあります。

でも、本当にそうでしょうか。

私はこれまで、年齢に関係なく挑戦を始めた人をたくさん見てきました。

初めてデザインを学んだ人。

動画編集を始めた人。

SNS発信を始めた人。

カフェを開いた人。

会社を辞めて独立した人。

最初から自信があった人は、一人もいませんでした。

皆さん共通していたのは、「まずやってみた」ということです。

未来は、考えているだけでは変わりません。

ほんの少しの行動が、新しい景色を見せてくれます。

だからEnlavitでは、「正解」を教えることよりも、「挑戦してみよう」と思える気持ちを育てることを大切にしています。

失敗してもいい。

遠回りしてもいい。

大切なのは、自分で一歩を踏み出すことなのです。


人は「答え」が欲しいのではなく、「安心」が欲しい

これまで多くの方とお話をしてきて感じることがあります。

それは、多くの人が本当に求めているのは「正解」ではないということです。

もちろん、

「どんな仕事が向いていますか?」

「何から始めればいいですか?」

という質問をいただくこともあります。

しかし、お話を続けていくと気付くのです。

その人が求めているのは、「これをやれば成功します」という答えではありません。

「そのままの自分でも大丈夫なんだ。」

そう思える安心感なのです。

誰かに否定されるかもしれない。

笑われるかもしれない。

失敗するかもしれない。

そんな不安があるから、人は本音を隠します。

本当はやってみたいことがある。

でも言えない。

夢がある。

でも恥ずかしい。

挑戦したい。

でも失敗が怖い。

だから何も始められない。

そんな人は決して少なくありません。

だからこそ、安心して話せる場所が必要なのです。


「心理的安全性」が人を成長させる

近年、多くの企業でも注目されている言葉があります。

それが「心理的安全性」です。

心理的安全性とは、「自分の考えや気持ちを安心して話せる環境」のことを指します。

例えば、

分からないことを「分からない」と言える。

失敗しても責められない。

意見を言っても否定されない。

そんな環境では、人は自然と挑戦できるようになります。

これは子どもだけではありません。

大人も同じです。

「こんなことを言ったら笑われるかな。」

「こんな夢を話したら否定されるかな。」

そう思っている限り、人は前へ進めません。

Enlavitが大切にしているのは、この心理的安全性です。

何かを教え込む場所ではなく、

安心して「自分らしくいられる場所」。

そこから挑戦が始まると考えています。


私がEnlavitを作ろうと思った理由

私は6歳の時、ムンプス難聴によって右耳の聴力を失いました。

子どもの頃は、

「なんで自分だけなんだろう。」

そんな気持ちになることもありました。

社会人になってからも、

ITエンジニア。

アパレル。

化粧品営業。

いろいろな仕事を経験しました。

どの仕事にも全力で向き合いました。

でも、どこかで「何か違う」と感じていました。

夢が見つからない。

自分の得意も分からない。

好きなことも分からない。

そんな時期が長く続きました。

だから私は思うのです。

もしあの頃、

安心して本音を話せる場所があったら。

「好き」を一緒に探してくれる人がいたら。

もっと早く、自分らしい人生を歩き始められたかもしれない。

その経験があるからこそ、

私はEnlavitを立ち上げました。


Enlavitは「勉強を教えるオンライン塾」ではありません

「オンライン塾」と聞くと、多くの人は勉強を教えてくれる場所を思い浮かべるでしょう。

もちろん、勉強は大切です。

知識は人生の選択肢を広げてくれます。

しかし、人生を豊かにするのは知識だけではありません。

自分を知ること。

好きなことを見つけること。

得意を伸ばすこと。

挑戦すること。

誰かとつながること。

これらも人生には欠かせない学びです。

Enlavitでは、

動画編集。

デザイン。

SNS発信。

AIの活用。

経営者体験。

コミュニケーション。

こうした実践的な学びを通して、

「好き」を「得意」に変え、

「得意」を未来につなげるお手伝いをしています。

答えを与える場所ではありません。

一緒に答えを見つける場所です。


あなたの「好き」は、未来の誰かを笑顔にする

「こんなこと好きでも意味ないですよね。」

そう言われることがあります。

でも私は、そうは思いません。

絵を描くのが好き。

写真を撮るのが好き。

ゲームが好き。

コーヒーが好き。

お菓子作りが好き。

話を聞くのが好き。

その「好き」は、今は趣味かもしれません。

でも、その好きが誰かを笑顔にした瞬間、それは価値になります。

好きだから続けられる。

続けるから上達する。

上達するから誰かの役に立つ。

誰かの役に立つから仕事になる。

私はこれまで、多くの人とのご縁の中で、その瞬間を何度も見てきました。

だからこそ、「好き」を否定しません。

むしろ、「好き」は未来への入り口だと思っています。


あなたの人生は、まだ途中です

この記事をここまで読んでくださったあなたは、きっと何かを変えたいと思っているのではないでしょうか。

「このままでいいのかな。」

その問いは、不安の言葉ではありません。

未来へ進もうとしている人だけが持つ、大切な問いです。

だから、その気持ちを無理に消そうとしなくて大丈夫です。

見て見ぬふりをしなくても大丈夫です。

その違和感は、あなたの人生が「もっと自分らしく生きたい」と教えてくれているサインなのです。


人生は「正解」を選ぶゲームではない

学生時代は、テストに正解がありました。

数学にも。

英語にも。

理科にも。

答えは一つです。

しかし、社会へ出ると人生に正解はありません。

転職するか。

独立するか。

結婚するか。

挑戦するか。

続けるか。

どれも正解にもなれば、不正解にもなります。

それは結果ではなく、「自分が納得できたか」で決まるからです。

私はIT業界からアパレル業界へ転職しました。

その後、化粧品営業を経験し、現在は合同会社縁紡を立ち上げ、島うさぎコーヒー、島のおやつ、そしてEnlavitを運営しています。

周りから見れば遠回りだったかもしれません。

「最初から起業すればよかったのでは?」

そう思う方もいるでしょう。

でも私は違います。

ITで学んだこと。

アパレルで学んだ接客。

営業で学んだ人との関わり。

どれ一つ欠けても、今の私はありません。

だから私はこう思っています。

遠回りではなく、必要な寄り道だった。

人生に無駄な経験はありません。

今の悩みも、いつか誰かを支える力になります。


Enlavitが届けたいもの

Enlavitは、資格を取るためだけのオンラインスクールではありません。

成績を上げるだけの塾でもありません。

私たちが届けたいのは、「自分らしく生きる力」です。

自分を知ること。

好きなことを見つけること。

得意を育てること。

誰かとつながること。

そして、「挑戦してみよう」と思える勇気を持つこと。

その一歩を応援したいと思っています。

大人だから。

子どもだから。

発達特性があるから。

不登校だから。

そんな理由で可能性を狭めてほしくありません。

一人ひとりに違う人生があり、一人ひとりに違う才能があります。

だからEnlavitでは、「みんな同じ」を目指しません。

あなたらしい未来を、一緒に探していきます。


頑張ることを、少し休んでもいい

もし今、

頑張ることに疲れてしまったなら。

少し立ち止まってもいいのです。

焦らなくてもいい。

誰かと比べなくてもいい。

「今日は何もしない。」

そんな日があってもいい。

頑張らない日があるからこそ、また前を向いて歩ける日が来ます。

休むことは、諦めることではありません。

次に進むための準備です。


最後に

もし今、あなたが

「頑張っているのに満たされない。」

「やりたいことが分からない。」

「このままでいいのかな。」

そう感じているなら、どうか一人で抱え込まないでください。

その悩みは、決して恥ずかしいものではありません。

むしろ、自分の人生と真剣に向き合っている証です。

私自身も、たくさん悩み、遠回りをしてきました。

だからこそ言えます。

未来は、ある日突然変わるものではありません。

誰かとの出会い。

何気ない会話。

小さな挑戦。

ほんの少しの勇気。

その積み重ねが、少しずつ人生を変えていきます。

Enlavitは、「答え」を教える場所ではありません。

あなたの中にある答えを、一緒に探す場所です。

好きなことがまだ見つからなくても大丈夫。

得意なことが分からなくても大丈夫。

今は自信がなくても大丈夫です。

あなたには、まだ気づいていない可能性があります。

そして、その可能性は、一人では見つけにくいこともあります。

だからこそ、一緒に探していきませんか。

あなたの「好き」は、きっと未来の誰かを笑顔にします。

その第一歩を、Enlavitは応援します。


ひとりじゃない。

一緒に未来へ。

あなたが自分らしく笑える未来を、私たちは信じています。


この記事を書いた人

相田 師佐

合同会社縁紡 代表社員

千葉県松戸市を拠点にオンラインスクール「Enlavit(エンラヴィット)」を運営。

右耳ムンプス難聴の経験を持ち、不登校や発達特性など生きづらさを抱える方への支援活動を行う。動画編集・デザイン・SNS発信・小さな経営者体験・子ども食堂応援プロジェクトを通じて、「好き」を未来につなげる学びを提供している。

コメントを追加

あなたのメールアドレスが公開されることはありません。必須フィールドは、「*」でマークされています