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エンラヴィット:不登校の子どもに夢がなくても大丈夫

夢より先に大切な「好き」を見つける力

はじめに

「うちの子、将来の夢がないんです。」

不登校のお子さまを持つ保護者の方から、よくいただく相談です。

学校へ行けなくなると、

  • 勉強の遅れ
  • 進路への不安
  • 将来への不安

など、さまざまな悩みが出てきます。

その中で、

「将来何になりたいの?」

「夢はあるの?」

と聞いてしまう保護者の方も少なくありません。

しかし私は、不登校の子どもに夢がないことは決して悪いことではないと思っています。

むしろ今は夢を探す時期ではなく、自分自身を取り戻す時期かもしれません。


不登校の子どもが夢を持てない3つの理由

1. 今を生きることで精一杯だから

大人でも心が疲れているときに、

「5年後の目標は?」

と聞かれたら困ります。

まず考えるのは、

今日をどう過ごすか。

明日をどう乗り越えるか。

ではないでしょうか。

不登校の子どもたちも同じです。

将来の夢を考える余裕よりも、今を生きることに精一杯な場合があります。

2. 自信を失っているから

学校へ行けなくなったことで、

「みんなは頑張っているのに」

「自分だけ取り残されている」

と感じてしまう子もいます。

自己肯定感が下がると、未来を考えること自体が難しくなります。

3. 成功体験が不足しているから

夢は突然生まれるものではありません。

小さな成功体験の積み重ねによって、

「もっとやってみたい」

「将来こうなりたい」

という気持ちが芽生えていきます。

成功体験が少ない状態では、夢を描くことも難しくなるのです。


親は未来を心配し、子どもは今を生きている

保護者は未来を見ています。

だからこそ、

「このままで大丈夫なのだろうか」

という不安を抱えます。

しかし子どもは違います。

今日起きられるか。

外に出られるか。

誰かと話せるか。

そんな目の前の課題と向き合っています。

保護者の不安も当然です。

子どもの苦しさも本物です。

だからこそ、夢がないことを責める必要はありません。


不登校の子どもに親ができる関わり方

夢を聞く前に好きなことを聞く

「将来何になりたい?」

ではなく、

「最近楽しかったことある?」

「何してる時が好き?」

と聞いてみてください。

夢は好きなことの先に見つかることが多いからです。

否定せずに話を聞く

ゲーム。

YouTube。

イラスト。

アニメ。

一見すると将来と関係ないように見えるかもしれません。

しかし、それらが未来の仕事や得意につながることもあります。

まずは否定せずに話を聞くことが大切です。

小さな成功体験を認める

起きられた。

散歩できた。

人と話せた。

作品を作れた。

どんな小さなことでも認めることで自己肯定感は育っていきます。


実際に多い保護者からの相談

Enlavitでは、

「夢がありません」

「ゲームばかりしています」

「将来が心配です」

という相談をいただくことがあります。

しかし実際には、

ゲームが好きだった子が動画編集に興味を持ったり、

絵を描くことが好きだった子がデザインを学び始めたりすることもあります。

最初から夢を持っている子ばかりではありません。

好きなことを続ける中で、自分の可能性に気付いていく子もたくさんいます。

※個人が特定されないよう内容を一部変更しています。


Enlavitが大切にしていること

Enlavit(エンラヴィット)は、

「好きを否定しないオンラインスクール」

です。

私たちは無理に夢を見つけさせる場所ではありません。

無理に将来を決める場所でもありません。

まずは、

  • 好きなことを知る
  • 得意なことを見つける
  • 小さな成功体験を積む

そこから未来を考えていきます。

夢は急いで見つけるものではありません。

自分を知ることで、少しずつ見えてくるものだと考えています。


おわりに

不登校の子どもに夢がない。

それは決して問題ではありません。

夢より先に必要なのは、

自分を知ること。

好きなことを見つけること。

小さな成功体験を積むこと。

焦らなくて大丈夫です。

周りと比べなくて大丈夫です。

一人ひとりのペースで進めばいい。

Enlavitは、そんな子どもたちの「好き」と「可能性」を応援し続けたいと思っています。


この記事を書いた人

この記事は、オンラインスクール「Enlavit(エンラヴィット)」を運営する相田師佐が執筆しています。

私は右耳難聴を抱えながら進路や将来への不安を経験し、ITエンジニア、アパレル管理職、営業職を経て独立しました。

現在は、子どもたちが自分の「好き」や「得意」を見つけ、自分らしい未来を描くための居場所づくりに取り組んでいます。

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