
はじめに
「自分の好きなことがわからない」
「何が得意なのかわからない」
これは子どもだけではなく、大人になっても多くの人が抱える悩みです。
学校では国語や数学、英語などの勉強を学びます。
もちろんそれらは大切です。
しかし、
「自分は何が好きなのか」
「どんなことにワクワクするのか」
を考える時間は意外と多くありません。
Enlavit(エンラヴィット)では、子どもたちの「好き」を大切にしています。
なぜなら、「好き」は未来につながる可能性を持っているからです。
今回の第10話では、
「地域キャラクターをみんなで作ろう」
というテーマでオンライン授業を開催しました。
キャラクター制作を通して、自分の地域を知り、自分の好きと向き合い、仲間と共有する。
そんな学びの時間をご紹介します。
地域キャラクターって何だろう?
授業が始まると、
「地域キャラクター?」
と不思議そうな表情を浮かべる子もいました。
確かに普段生活している中で、
「地域キャラクターを作ろう」
と言われる機会はほとんどありません。
そこでまずは先生から説明。
地域キャラクターとは、
その地域の魅力や特徴を表現したキャラクターのこと。
有名なものでは全国各地のゆるキャラなどがあります。
地域の特産品や名所、歴史や文化をモチーフにして作られていることが多く、
その地域の魅力を伝える役割を持っています。
すると子どもたちから、
「見たことある!」
「テレビで見た!」
という声も上がりました。
まずは自分の地域を知ることから
キャラクターを作る前に、
まず行ったのが地域調べです。
自分が住んでいる地域にはどんな魅力があるのか。
どんな特産品があるのか。
有名な場所はどこなのか。
普段は当たり前に見ている景色も、
改めて調べてみると新しい発見があります。
例えば淡路島なら、
- 玉ねぎ
- しらす
- 淡路牛
- 海
- 明石海峡大橋
- 美しい夕日
- 自然豊かな景色
などたくさんの魅力があります。
子どもたちもそれぞれ自分の地域について調べ始めました。
すると、
「こんな名産品あったんや!」
「初めて知った!」
「うちの地域すごいやん!」
という声が次々と聞こえてきます。
普段住んでいる場所だからこそ、
逆に知らないこともたくさんあるのです。
好きなものを掛け合わせてみよう
地域の魅力を調べた後は、
いよいよキャラクター作りです。
ここでEnlavitが大切にしている考えがあります。
それは、
「正解を探さないこと」
です。
学校のテストには正解があります。
計算問題にも答えがあります。
しかしキャラクター制作には正解がありません。
だからこそ自由に考えることができます。
子どもたちは、
好きな動物
好きな色
好きな食べ物
好きな世界観
を地域の魅力と掛け合わせながら考えていきました。
淡路島とうさぎが出会った瞬間
今回の授業では、
淡路島をテーマにしたキャラクター案も生まれました。
「玉ねぎを頭に乗せたうさぎって可愛くない?」
そんなアイデアから誕生したのが、
淡路島をモチーフにしたうさぎキャラクター。
頭には玉ねぎ。
胸にはAWAJIの文字。
背景には淡路島を象徴する景色。
地域らしさと可愛らしさが融合したキャラクターです。
完成したイラストを見た仲間たちからは、
「めっちゃかわいい!」
「それええやん!」
「いいアイデア!」
という声が上がりました。
この瞬間がとても大切です。
自分が考えたものを誰かが認めてくれる。
共感してくれる。
その経験は子どもたちの自信につながります。
「好き」を認めてもらえる経験
不登校の子どもたちや、
発達特性を持つ子どもたちの中には、
過去に否定的な経験をしてきた子も少なくありません。
学校で発言して笑われた。
好きなことを理解してもらえなかった。
周りと違うことで悩んだ。
そんな経験を持つ子もいます。
だからこそ、
「それいいね」
「面白いね」
「かわいいね」
と言ってもらえることは大きな意味を持ちます。
自己肯定感は、
無理やり高めるものではありません。
誰かとの関わりの中で、
少しずつ育っていくものです。
Enlavitでは、
そのきっかけを作りたいと考えています。
正解のない学びが未来を作る
これからの社会は変化が激しい時代と言われています。
AIが進化し、
仕事も大きく変わっていきます。
そんな時代に必要なのは、
正解を覚える力だけではありません。
- 考える力
- 発想する力
- 表現する力
- 伝える力
- 共感する力
こうした力がますます重要になります。
今回のキャラクター制作は、
まさにそれらを育てる学びでした。
地域について調べる。
魅力を見つける。
アイデアを考える。
形にする。
仲間に発表する。
感想を伝え合う。
この一連の流れの中には、
社会で必要になる多くの力が詰まっています。
オンラインだからこそ広がる学び
オンライン授業というと、
勉強を教わる場所というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかしEnlavitは少し違います。
私たちは、
子どもたちの可能性を広げる場所でありたいと思っています。
オンラインだからこそ、
地域を超えて仲間と出会える。
学校以外の居場所を持てる。
好きなことを共有できる。
自宅にいながら挑戦できる。
そんな環境があります。
今回の授業でも、
地域は違っても、
「好き」を通じて子どもたちがつながる姿を見ることができました。
不登校の子どもにとっての意味
不登校になると、
どうしても学習の遅れや将来への不安が話題になりがちです。
もちろんそれも大切です。
しかしそれ以上に大切なのは、
「自分らしさ」を失わないこと。
学校へ行けないことと、
学びを止めることは違います。
勉強だけが学びではありません。
自分の好きなことを知ること。
人とつながること。
何かを作り上げること。
これも立派な学びです。
今回のキャラクター制作は、
まさにそんな学びの時間でした。
不登校オンラインスクールだからできる地域学習
Enlavitでは地域学習を通して子どもたちの興味関心を引き出しています。学校の授業とは違い、自分の好きなテーマから学べるため、不登校の子どもたちも主体的に参加しやすい環境があります。
発達特性のある子どもにも参加しやすいオンライン授業
発達特性のある子どもたちは、それぞれ得意なことや好きなことが異なります。Enlavitでは一人ひとりの個性を大切にしながら、自分らしい表現や学び方を尊重しています。
Enlavitが大切にする居場所づくり
学びだけでなく、安心して過ごせる居場所づくりもEnlavitの大切な役割です。子どもたちが「ここなら自分らしくいられる」と感じられる環境を目指しています。
内部リンク候補
・不登校は人生の失敗じゃない|学校へ行けなくても未来は作れる
・不登校の子どもの将来は本当に大丈夫?親が知っておきたい現実
・好きを仕事にする力は子どもの頃から育つ
・不登校の子どもにオンラインスクールが向いている理由
外部リンク候補
文部科学省「誰一人取り残されない学びの保障」
https://www.mext.go.jp/
Enlavitが目指しているもの
Enlavitは、
ただ勉強を教えるオンラインスクールではありません。
私たちが目指しているのは、
子どもたちが自分らしく生きる力を育む場所です。
好きなことを見つける。
好きなことを深める。
好きなことを発信する。
好きなことを仕事につなげる。
その第一歩になる場所でありたいと思っています。
動画編集
デザイン
SNS発信
Web制作
キャラクター制作
どれも将来につながる可能性を持っています。
しかし何より大切なのは、
「やってみたい」
という気持ちです。
その気持ちを否定しないこと。
それがEnlavitの学びです。
今日のまとめ
今回の授業を通して子どもたちは、
地域の魅力を知り、
自分の好きと向き合い、
仲間と共有する経験をしました。
地域を知ることは、
自分を知ることにつながります。
好きなことを知ることは、
未来を知ることにつながります。
そして、
その好きを誰かと共有できた時、
学びはもっと楽しくなります。
Enlavitはこれからも、
「好き」を否定しないオンラインスクールとして、
子どもたち一人ひとりの可能性を応援していきます。
この記事を書いた人
相田 師佐
合同会社縁紡 代表社員
千葉県松戸市を拠点にオンラインスクール「Enlavit(エンラヴィット)」を運営。
右耳ムンプス難聴の経験を活かし、不登校や発達特性など生きづらさを抱える方への支援活動を行う。動画編集・デザイン・SNS発信・小さな経営者体験・子ども食堂応援プロジェクトなどを通じて、「好き」を未来につなげる学びを提供している。

